強育塾は苦手克服の専門塾です
とはいえ、「他の塾と何が違うの?」と疑問に思われる方も多いでしょう。ここでは、強育塾が他の「勉強が苦手な子を対象とする塾」とどう違うのかをお伝えしたいと思います。
個別指導塾などを中心として、勉強が苦手な生徒を対象とした多くの塾では、苦手な子に合わせた指導を行っています。一見すると、これは正しいように思えます。難しい内容を避け、簡単な問題に特化する指導や、「これだけでいいよ」と量のハードルを下げる指導です。もちろん、得意な子に10説明すれば7は理解してもらえますが、苦手な子にはそのやり方では厳しすぎます。そういった配慮は必要でしょう。
ただ、注意しなければならないのは、「勉強の苦手な子をずっと“できない子扱い”しているだけでは、彼らの悩みは一向に解決しない」という事実です。
たとえば、こんな場面を想像してください:
- 勉強が得意なAさんが、テスト前に英単語100語を覚えているのに、苦手なBさんには30語だけ覚えさせる。
- Aさんが文章題に挑戦している間に、Bさんには計算問題だけをさせる。
- Aさんが週末に6時間勉強している間に、Bさんには「1日1時間だけでもいい」と伝える。
もちろん、最初の一歩はこれでもいいかもしれません。しかし、これを続けると、AさんとBさんの力の差はどんどん開く一方です。ところが、こういった指導が学習塾では珍しくありません。
私は、そのやり方に「違う」と言いたいのです。
可能性を信じる教育
確かに、苦手な子には時間がかかることもあります。指導するにも、得意な子以上に困難が伴います。でも、だからといって、いつまでも「30語だけでいいよ」では、子どもの可能性を狭めてしまいます。
「先生、僕、100語なんて無理です…」
「大丈夫。最初は人の3倍時間がかかってもいいから、100語全部覚えよう。それを続けていけば、もっと早く覚えられる日が必ず来るから。」
数学の文章題が苦手な子にはこう声をかけます:
「先生、文章題はやる気にならないです。計算問題だけじゃダメですか?」
「文章題を克服すると、数学全体の苦手が解消されるんだよ。わからないところがあったら、何回でも質問していいから一緒にがんばろう!」
困難を避けるのではなく、時に厳しく、時に優しく背中を押し、困難に立ち向かう勇気と根性を授ける。それが私の考える教育です。
自信を与える教育
強育塾では、「勉強の苦手な子」を「できない子」扱いしません。そのため、「厳しい塾」と評価されることもあります。決して数は多くありませんが、入塾後、ほんの数か月で辞めてしまう生徒がいるのも事実です。ですが、その一方で、苦手を克服して成績を大きく伸ばしていく生徒もたくさんいます。彼らは、「前できなかったことができる」という感覚を手に入れ、徐々に自信を持つようになります。
保護者の皆さまへ
強育塾は、すべての子どもたちの可能性を信じています。当塾は、ただ勉強を教える塾ではありません。「苦手」を克服し、その先にある「自信」と「成長」を手に入れるためのお手伝いをする塾です。
お子さまの未来をともに応援できることを、心から楽しみにしています。